【MTG】格安(でもないかも)兵士デッキの使い方【身内向け】
はじめに
- 大まかな戦術
- 重要な能力
- 1ターン目に使いたいカード
- 構え方
まで読めば十分回せるように目指しますが以前の毒デッキと赤単より少し難しいかもしれないです。
全部読め。
デッキリスト
メインのみです
大まかな戦術
錯乱的アグロ、もしくはクロックパーミッションという戦法です。
クリーチャーを守ったり相手のビッグアクションを妨害しながら、ライフを詰めていく。
もしくは後述する「先兵の飛行士ハービン」というカードで一撃必殺をする。
という勝ち方です。
重要な能力
"瞬速": インスタンスのタイミングで使えるインスタンス以外のカードです。相手ターンの終わりや相手の動きを見てから使うことができます。
"飛行": 飛行を持つクリーチャーは飛行、到達のいずれかを持たないクリーチャーにブロックされません。
"打ち消す": 相手の唱えたカードを無効にして墓地送りにする能力です。
個別カード解説
1ターン目に使いたいカード
- 離反ダニスクレルヴ
- 徴兵士官
スクレルヴは自身の能力でほかのクリーチャーを守ることができます。
徴兵士官は序盤の火力と、中盤以降のリソース回復をすることができます。
スクレルヴは味方を守ることが仕事なので、なるべく殴らないことを心がけます。
徴兵士官ではガンガン殴って大丈夫です。
2マナ戦闘員
- 雄々しい古参兵
- 敬虔な新米デニック
2マナで普通に出すクリーチャーです。
雄々しい古参兵は兵士を全体強化するので、火力に貢献できますが、真っ先に殺される対象なので、相手によっては守れる状態になるまで出さないのも手です。
デニックは単純にスタッツが高いので、出し得系です。 コイツが立っているだけでアグロの相手は殴れない状態にもっていくことができます。
2マナ瞬速戦闘員
- 微風の歩哨
- 毅然たる援軍
瞬足で出せるクリーチャーです。
微風の歩哨は、除去されそうになったクリーチャーを手札に戻して自己強化。
毅然たる援軍は、構えておいて相手ターンにかき消しを使わなかった場合に終了フェイズに兵士展開。
という風に使うと強いです。
自分のターンに使うことはめったにないと思ってください。
先兵の飛行士ハービン
フィニッシャー、もしくは毎ターン3ダメージ火力要員です。
兵士5体以上で殴ると飛行と+1強化を全体にバラまきます、自身は戦闘に参加しなくても発動します。
最低でも10点、古参兵がいれば15点ぶち込めます。
ダブついたら序盤に出し、終盤に引ければ一気に勝利できます。
3枚しか採用していない理由は伝説のクリーチャー(場に1体しか存在できない)なのが理由です。
手札に2枚以上来ると結構困るので......
天空射の士官
天空射の士官
殴ってトークンを出す
- 並んだ兵士を使ってドローする
と存在しているだけでアドバンテージを稼ぎ続けます。
超強いですがコイツも結構除去対象なのでしっかり守りたいです。
何も考えずに3ターン目に出すのはおすすめしません。
打ち消し呪文
- かき消し
- 交渉団の保護
かき消しは2マナもしくは生贄を使って4マナ要求
交渉団の保護は並んでるクリーチャー分のマナ要求
で打消しができます。
相手のクリーチャー破壊呪文から天空射を守ったり、「黙示録シェオルドレッド」のような相手の大型クリーチャーを打ち消す用途に使います。
交渉団はキッカー(マナを余分に支払う)をして、兵士を増やしながら打ち消せると尚良いです。
確実に1:1交換ができるので、絶対に防ぎたい相手の動きを阻害しながら有利を継続させることができます。
除去カード
- 粗暴な聖戦士
- 邪悪を打ち砕く
打消しカードのみだと、出てしまったクリーチャーを対処する方法がありません。
出てしまった大型クリーチャーはこの2枚で除去しましょう。
ゴバカーン
- ゴバカーンへの侵攻
最強カードです。
これのせいで、格安じゃなくなっています。
バトルカードで表面は疑似ハンデス、裏面は攻撃クリーチャーの強化と自身を墓地に送って全体に破壊耐性です。
- 耐久地が3なこと
- 黒ではないにもかかわらず、序盤にハンデスができる
- 裏返ると攻撃強化と破壊耐性の攻防一体の動き
ができるので積極的に使いましょう。
余談
出たばっかりの時は800円でしたが「これ強すぎね?」って思って大量に買いました。
今は2500円まで上がっています。
相手ターンの構え方
このデッキは自分のターンにマナを全部使い切ると弱いです。
理想は相手ターンに
- 打ち消し呪文
- 微風の歩哨
- 毅然たる援軍
のうち何枚かを構えて、相手の動きに合わせて瞬速、インスタントで動いて対応する。 という動きが求められます。
実際はもっと駆け引きがあるのですが、簡略化して状況を説明すると
- 4ターン目で、場にはハービンがいる。自分はマナを3余らせて手札に打ち消しと微風の歩哨と毅然たる援軍がある状態
- 「黙示録シェオルドレッド(黒の最強カード)」を出してきたら打消しをする
- 除去を撃たれたら、微風の歩哨をハービンを手札に避難させつつ召喚
- 特に大きな動きがなかったら、相手のエンドフェイズに毅然たる援軍を使って兵士展開
という動きになります。
終わりに
このデッキは使い手次第なところが大きいです。
相手の手札を読む力も試されると思います。
ですが、上手く相手の妨害をしながら、ライフを切り詰める動きはインスタントタイミングというロジックがあるMTGならではの面白さが詰まっているので、ちゃんと回ると楽しいです。
おそらくTCG経験者にこのデッキは渡るんじゃないかなと思っています。
対戦よろしくお願いします。
おまけ
殴り書き
買い足すと強くなりそうなもの
土地以外は妥協しない形になってます(というか自分が使っている構成と同じ)
金属海の沿岸、という序盤にアンタップインできる2色土地と大田原という土地を増やすと万全になるかもしれない
アリーナのBO1(1本先取)に関してはこの構築より、直線番長みたいな超アグロ最速ハービン離陸構築のほうが強いかもしれない。
(アリーナBO1は土地事故が発生しないように初期手札補正がかかるので)
サイド適当に殴り書き
ゴバカーンが刺さらなかったらトカシア
ランプ系にはデニックとスクレルヴとゴバカーンを抜いて、除去と打消しマシマシ
赤単には対策カード(痛烈な一撃)
赤黒系の破壊が多く見えたら、古参兵と粗暴な奴とゴバカーンを抜いて、救済の波濤、スクレルヴ、トカシア、邪悪を打ち砕く みたいにする。
読まなくていい
アルカイヴの盾ミュレルという兵士の大型クリーチャーがいるけど、そいつは使わないほうがいい。
単純に4マナなので出る機会がほぼないです。
アリーナ直線番長構築だとクソ強いけど、兵士トークンを倍倍形式で増やすという能力が、紙で「トークン32体」みたいな状態は正直クソ面倒だからやりたくない(DCGじゃないとしんどい)。というのも理由の一つです。